デカバスを釣りたいならスイムベイトがおすすめの理由
スイムベイトと聞くとストロングスタイルを好むランカーハンターのためのルアーのイメージが強いと思います。
デカバスの居場所を探すのにも、スイムベイトの集魚力が重宝されます。
スイムベイトの強み
スイムベイトは水が濁っていなければ、水押しとシルエットで魚の寄せる力があります。
ただ、オープンウォーターで闇雲に投げて、魚を寄せて食わせるというタイプのルアーでもないです。
カバーの際などしかるべきところをきちんと通して、でかいバスを引っ張ってきて口を使わせるルアーです。
存在感のあるスイムベイトは、バスが自分のテリトリーから侵略者を排除する威嚇系のバイトを引き起こすこともできます。
アプローチは繊細ですけど、大胆に攻めれます。
バスがいれば決着が早いルアーです。
スイムベイトの使い方
スイムベイトが活躍する時期は、早春から晩秋にかけて使うことが多いです。
バスがスイムベイト気づいて動ける季節で3月~6月ごろがベストです。
特に春は産卵がらみでテリトリー意識が強い時期なのでスイムベイトが効くことが多いです。
産卵後も梅雨が明けるまでは、スポーニングエリア付近でウロウロしたり、物についてエサを食べているときも有効です。
スイムベイトで狙う場所
スイムベイトはカバー絡みを狙うのが鉄板です。
例えば野池で何もない沖に投げることはないです。
集魚力があるとはいえ、岸沿いの障害物などバスが居そうなところを通したほうが効率がよいです。
具体的には、インレットやレイダウン、オーバーハング下などバスが付いていそうなところはどこでもです。
雨や曇りのローライトでバスの活性が高そうなときは、野池のショアラインを1周チェックすることもあります。
スイムベイトの通し方と巻き方
障害物周りを攻めるときは、際から50cm以内を通すのが理想です。
立ち位置によってはそれができないこともありますが、なるべくカバー際を通します。
近くを通すことで威嚇系のバイトも得やすくなります。
ひとつのカバーに対して3投。
トレースコースが変えられるなら死角が消してアプローチし、バスの反応がなければ、そのスポットは見切ります。
巻き方は、任意のレンジまで沈めたら一定層をキープしながら、テールが動くギリギリの速度で等速巻きが使い方の基本です。
ふんわり巻いて、ロッドティップから垂れ下がるラインの重みで引っ張るようなイメージです。
そうすれば短い移動距離の中でたくさんアピールできます。
ラインはたるませながら巻くことで、食い込みもよくなります。
追ってきて食居そうになければスピードアップします。
それでも食わなければ、時間を空けて入りなおすのが最善策です。
元々居たカバーに戻ったら距離やカバーの種類、濃さに合わせたルアーでフォローしてみましょう。
水面で騙しやすくバスの威嚇を誘えるクローラーベイトというのもありです。
おすすめスイムベイト
ビビットクルーズ
水押しが強めでレンジコントロールがしやすいのが特徴です。
メガロダンクル
威嚇系バイトが多い。バスの居場所を探すサーチとしても優秀。