瞬テキでリアクションと食わせを実現
春はもちろんオールシーズン対応ライトリグのNEWメソッドそれが瞬テキです。
カバーも狙えますが、キモは別。
上手に動かしてあげれば、リアクション系と食わせ系の相反する動きがランダムに発生します。
バスもアングラーも予測をつかない動きです。
それも瞬間的に次々に別の動きをします。
これさえあれば、ベイトを食べたい魚から、スイッチをオフっている魚まで、様々な状態のバスに口を使わせることが可能なのです。
キャストして着底させたら、ラインをたるませた状態から、スラッグを弾くように鋭く小さくしゃくります。
こうすることで、瞬間的に行くが跳ね上げられリアクションが生まれます。
この時、リグが動く前のシンカーとワームの位置関係によって、リアクション系の動きから食わせ系の動きが変わってくれるのですが、水中の起状や直前のアクションによって動く前の状態はわかりません。
つまりランダムに動きが出るわけです。
この複雑な動きを、可能な限り短い距離で、何度も繰り返すことがこの瞬テキで釣るためのポイントです。
水中でネチネチとドックウォークさせるイメージです。
広範囲から寄せる力弱いですが、逆にバスがいるのであれば高確率で口を使わせられます。
何かを食べる何か食べ物に夢中になって追いかけ回してるベイトフィッシュに見えるのでしょう。
おそらくこのリグの肝だと思います。
だからこそ、シンカーは目立たないカラーにして、バスにはワームだけを見てもらうようにするわけです。
瞬テキにぴったりのシンカー
ピカピカのシンカーだとルアーよりも自立して目立ってしまうので、バレットシンカーは色付きのナチュラルのものを使います。
素早い動きと食わせの兼ね合いを考慮して、ウエイト2.7g がベスト。
シンカーストッパーは使いません。
瞬テキにぴったりのフック
フックはリューギのダブルエッジを使っています。
リグの使用方法的に、綺麗な合わせが決まりにくいので、とにかくかけやすさを重視しています。
とにかく掛かりの良さを追求したフックがダブルエッジ。
フッキングパワーが十分に伝わっていなくてもバッチリ刺ささります。
そのかかり具合は時にエグイと称されるほどです。
明確にあたりがとれる使い釣り方ではないため、フッキングが十分に決められないこともしばしば。
しかしダブルエッジなら、口の中のどこでもかかる確率が高く、時には皮一枚でもとれることも。
瞬テキにぴったりのワーム
太すぎると俊敏な動きが出ないし、細いとクネクネしてしまってダートしてくれないです。
小さすぎてもフォールスピードが早すぎたり目立たなかったり、そんなわがままを満たしてくれるのが、ファットウィップ3インチです。
瞬テキのワームカラー
リアクション要素が強いので、バスが見つけやすく見失いにくいカラーが基本。
ですが、モチベーション維持のためにも、様々なカラーを試してください。
カラー選択は結構重要なんです。
地形変化に強い
少し特殊な使い方ではありますが、あくまでベースはテキサスリグ。
シンカーは止めませんが、大体のカバーは狙えます。
ですが一番得意なのは、リップラップや消波ブロックといった起状の激しい場所。
シンカーとワームの状況がいろいろと変わりやすいので、ランダムアクションが発生しやすいです。
瞬テキは近距離が得意
遠投しても同じように使えますし、極端な話をする、ズル引きでも使えます。
ですが得意なのは近距離戦。
これは鋭いロッドアクションで跳ね上げさせるように動かしたいからです。
そのため、イメージとしてはピッチングで届く距離感がベスト。
釣りのテンポはライトリグとは思えないほどに速いです。
瞬テキは強風が苦手
ラインスラッグを利用して動かすという特性上、ラインが風に煽られてしまう強風が天敵だったりします。 また中層にぼーっと浮いているバスに対して、若干効果が薄いので注意しましょう