沈む虫ルアー使い方とこれだけは所持しておきたい沈む虫

ハウツー 虫系ワーム

数年前から「釣れる」とうわさが広がり、各メーカーからたくさんの沈む虫が販売されています。

まさみ沈む虫のピークを迎えてました。

アフターや夏バテのバスに超有効的なルアーでゆっくり小さなルアーが沈むからこそバイトがあるルアー。

おすすめの沈む虫ワームをまとめてみました。

アヴィ35 レイドジャパン

小さくても飛距離の出るバックスライダー虫

金森隆志さんが率いるレイドジャパン沈む虫戦線に送り出したのがアヴィシリーズ。

アリジゴクのような後ろの太い形状からも察せられるように、バックスライドアクションを強く意識してデザインされています。

ベイトフィネスタックル、パワーフィネスタックルを使ってカバーの奥へとスライドフォールを仕掛けられる沈む虫なのです。

そして、バックスライドセッティングならばサイズのわりに飛距離が出ます。

着底後はボトムをズル引くと繊細な足とヒゲが細く振動し、エビなどの甲殻類に変貌します。

ピンスポットに対して確実に食わしたいときに多用します。

ある種、究極の食わせベイトです。

サイトでも有効です。

カバーを絡めたサイトで食わせたいとき、カバーや水中のレイダウンで使用するワームはマス針が多い。

オフセットフックを使用できる。

沈むのを待つ。

小さくて軽いルアーがゆっくりとフォールすることでバスがバイトしてくるのしっかりと「待つ」ということが大切です。

35と50の違い

アヴィ35はオリジナルの50よりもさらに小型化。

もしベイトフィネスで扱うならばネイルシンカーを挿入するのもありです。

50はバックスライド的要素が強いのでベイトフィネスタックルで使用し、どんどん打って探っていくルアーです。

35はバスが絶対いそうなシチュエーションで使用。

販売価格:800円
フックサイズ:オフセット#2

HPバグ OSP

食わせ性能だけじゃなく、飛距離もフッキングも優秀です。

他の虫たちに比べると足が短めで、イモの要素が強いです。

ボディは阿修羅などを彷彿とさせる四角い断面形状。

シルエットを小さく抑えつつ、自重をアップさせて飛距離がでます。

ボディ素材は背面をノンソルト、腹部をソルトインとすることで、アクションに安バスを定感を加えています。

短めの足もフォール時にしっかりと水をとらえ姿勢を安定させ、かつすべての足がプルプルと震えを起こします。

ボディの尻についたパーツはスタビライザーの役割。

フォール中に尻下がりにならないよう補正し、キャスト時の回転も防いでくれます。

基本的な使い方は、オフセットフックのノーシンカーリグで、着水後はラインスラッグを出しながら沈めていきます。

マス針使用のほうがゆっくりフォールしてくれます。

あとは持っていればバスからの返事が返ってきます。

沈めるだけではく進化した誘いがI字引き。

ボディデザインによりリトリーブがブレずに姿勢も安定し続けアクションします。

リトリーブスピードを速めればアーム&レッグが震えだし、かつ安定したアクションがバスの判断を狂わせバイトまで持ち込んでくれます。

飛距離を確保しつつ跳ね過ぎずコントロールしやすいスキンピング性能。

風がある場合は軽めのネイルシンカーを腹側に打つことで扱いづらさが軽減されます。

またちょうちん釣りでも小さいサイズでありながら最大級の水面波紋を出すことが可能になったのは、腹側のボディ平面で水面を叩きそして引っ張ります。

これを繰り返し行うことで連続した最大級の素面波紋を発生させ、一見気付かれにくいカバー周りでも広範囲のアピールを可能になっています。

さらにちょうちん釣法の変化系なのがHPバグを吊るした状態でブランコのようにラインテンションを抜いたりいれたりすることで着水点をランダムに変えることが可能です。

キャロライナリグによるディープ攻略。

ボトム付近を漂っているエビ&ゴリ系を完全にイミテート。

簡単なズル引き、リーダー分がノーシンカー状態になることを意識したリフト&フォールなどでシャロ―で目にするようなバスの反応をディープを再現できます。

ダウンショットは狙ったピンスポットにルアーを届けられやすく、またリーダーの長さの調整でバスの目線にも合わせやすいなどHPバグとも相性が抜群によくメリットだらけです。

ジグヘッド使用すれば漂うエビ&ゴリを演出するだけでなく、ロッドティップを短くあおることでサーカスアクションを実現。

ピンスポットで誘い続けたりすることも可能です。

販売価格:780円(税抜)
フックサイズ:オフセット#2~#3
マス針:#6~#2

RVバグ ジャッカルリボルテージ

フォールでもスイミングでもしっかりアピール

JBで活躍中の藤田京弥さんがプロデュ―スした沈む虫RVバグ。

特徴は、まず左右5対の足は関節から先と根元で、フラットな面が横、縦と異なる構造になっていて、縦のフォールでも横の動きでも足がピリピリと動きます。

また、2対のシャッドテールも付いているので、横方向のスイミングでもアピールできます。

使い方は、基本はノーシンカーでの水平フォール。

足がピリピリと動きながら落ちる様は虫ではなく、どちらかというとエビのイメージにちかいです。

他にもダウンショット、ネコリグ、ジグヘッドのミドストでも使用できます。

マス針ちょんがけのノーシンカーで投げることで水平フォールします。

ボトムをズル引きすればカニのようなアクションも演出できます。

ノーシンカー以外でも手足がしっかりとアピールしてくれるのでダウンショットでも使い勝手が良いです。

水をかみやすい構造をしたワームですので、全部の足が動き続ける画期的なワームです。

マテリアルも頑丈でちぎれにくいです。

販売価格:750円(税抜き)
マス針:#6~#2

SVSB ディスタイル

左右のレッグをピリピリと動かして降下。

世界で活躍している青木大介選手が開発した沈む虫。

JBトップ50で優勝した時に活躍したシェイクシャッドの虫チューンの製品版。

フッキング性能とスタック回避性能をさらに高めるためのボディにスリットを入れ、足はシリコンスカートではなくボディと同じ素材で一体形成されています。

フォール時には艶かしい微振動を発します。

また、ボディの中心部は高比重、足の部分は低比重、と素材を使い分けることでキャスト時の飛距離と安定したフォール姿勢を実現しています。

マス針仕様で沈めると前傾姿勢で沈みます。

水平に落とすためにはネイルシンカー0.3gを後方の裏面に薄く刺しましょう。

そうするとアクションも強くつきます。

なお、オフセットの向きによりアクションが変化します。

頭から刺すと水平フォール、触覚側からバックスライドします。

また、左右のレッグをピリピリ感を出したいときはネイルシンカーを入れます。

刺す位置は裏面中央に薄く刺しましょう。

バックスライドさせたいときは、触覚側からフックを刺します。

そしてネイルシンカーをお尻側に刺しましょう。

ネイルシンカーを打つ場所でアクションが変わるワームです。

ネイルシンカーでのセッティングをいろいろ試しながら釣果をあげていけるワームです。

販売価格:
オフセットフック:#1
マス針:#6