バスが釣れるスイムジグの使い方とおすすめジグとトレーラー
スイムジグは、巻物の中で最弱のアピールが特徴です。
スレた魚、ニュートラルな魚を巻きで誘えるのが強みです。
いうなれば巻きのフィネスです。
基本的な操作はゆっくり巻くだけです。
スイムジグは当たりが多いので楽しいし集中できます。
オープンウォーターはもちろん、根掛かり回避能力が高いのでカバーの最深部を巻きで誘うなんて芸当もこなせます。
クランクベイトやスピナーベイトではアピールが強すぎるという状況はよくあります。
また先行者が攻めた後でも魚が出るチャンスがスイムジグならあります。
スイムジグが釣れる理由
ではなぜスイムジグが釣れるのか?
スイムジグが釣れる理由は、極端に言えばアクションがナチュラルだからです。
スイムジグ必釣のキモは、同じ水深で同じ速度を引くことです。
ワカサギやオイカワなどの小魚、テナガエビ、カエルなど横方向に移動する餌なら何でも
模せます。
やる気のあるバスは高確率で食ってきます。
もう一つポイントが 荒れにくいというメリットもあります。
アクションが弱いのでバスが警戒心を抱きにくく、さらには障害物に引っかからないからポイントが荒れにくいのです。
先行者が攻めた後でもストラクチャーを撮るチャンスがあるし、同じ場所に何度もルアーを通せます。
フィネスの釣りを始める前に投げたいルアーです。
巻で誘うので釣りのテンポを作りやすいのもメリットです。
スイムジグの構造
スイムジグの特は、4インチ前後のトレーラーをセットして使います。
アイの角度が特徴的で、通常はフットボールジグが約90°、アーキヘッドが45°なのに対しスイミングは約30°になっています。
これによりスイムジグは水平姿勢をキープしながら泳ぐことができます。
ジグはワーム単体と比べ飛距離が出る上、 沈降速度を稼げます。
さらにはスカートが水の抵抗を受けることで多少ですが、手元にも巻き考えられます。
スイムジグの基本操作
ただ巻きとは、ただリールを巻くとは違います。
言葉で聞くと簡単そうに思えるけど、実はなかなか難しい技術なのです。
個人的には正しいほど難しいテクニックはないと思っています。
これができればバイトはどんどん増えます。
まずは同じ水深を同じ速度で巻くコツを覚えましょう。
スイムジグはゆっくり巻くのがバイトを引き出す秘訣です。
弛みを巻き取るリトリーブ竿先を軽く立てるとのラインが弛みを目視しやすいです。
このスラッグをじわじわ巻き取ることで一定の水準をキープしながらスイムジグをゆっくり引けるのです。
引き抵抗の少ないルアーは巻き感を得ようとして、早く巻いてしまいがちなので、注意しましょう。
あくまで低速巻きが基本なのです。
ロッドポジションは遠投などルアーと距離がある時は、竿を立てた状態で構えるのが基本です。
やがてルアーが手元に近づいてきたら竿先を少し少しずつ下げていきましょう。
これによって一定のレンジをキープしやすいです。
まずはオープンウォーターで試し慣れてきたら複雑な地形を攻めたり、あるいは立木の技などに絡めるのも試してみましょう。
おすすめスイムジグとトレーラーワーム

おすすめトレーラースイムジグは、巻物の中で最もアクションが弱いです。
それゆえに魚に効果的にアピールするのは、相手の反応に合わせて最適なトレーラーを選ぶ必要があります。
シルエットはしっかり見せつつも、弱めのアクションに好反応を示した。
当たりがない時はまずはトレーラーを交換して、どんなタイプが有効なのかを探りましょう。
中でも実績があるのはダブルテールとシャッドテールです。
サイズは4インチ前後が定番です。
強みのアピールで誘えるダブルテール。
ナチュラルなアクションが得意なシャットテールから選びましょう。
スイムジグの基本ウェイトは1/4オンスです。
これはオカッパリでもボートでも同じです。
初手はこの上とで探り、魚の反応がなければウェイトを変え、少しずつレンズレンジを刻んでいきましょう。
スイムジグは強度抜群の中軸フックを装備しています。
根掛かりなどで針先が曲がった時は、シャープナーで 先端の形を整えると良いでしょう。