スピナーベイトの最強の力を発揮する時期

スピナーベイト

バスはスピナーベイトを何だと思っているのか?

色々な意見があるかとは思いますが、スピナーベイトはベイトフィッシュの群れに見えているんじゃないかと思います。

2枚のブレードと一つのヘッド合計3匹の魚の群れです。

シルエット的には3尾の魚ですが、バイトはさせたいのはフックが付いたヘッド部分です。

そこへバイトを集中させるためのヒントはアラバマリグにありました。

これも自分の中では小魚の群れをイメージするルアーなのですが、フックアップをさせたいのはセンター部分。

そのためアラバマリグは中心部だけアピールの強いワームをセットすることが多いです。

そうすることで、バスは真ん中の針にかかることが多くなるんです。

つまりバスは群れの中にいる目立つベイトに。

たいして飽食をしてるということになります。

だからスピナーベイトの主役はあくまで、ヘッド部分胸の中の食わせるべき一匹である必要があります。

スピナーベイトの強さは様々な時期に効く

11月から1月の初旬くらいまでは、バスのフィーリングを意識して広範囲を探っていきます。

そこから2月初旬までの一か月間は低水温期となり、リアクションの容量で釣れなくもないですがフックがたくさんある他のルアーを試した方が効率的です。

そこから季節が進んで2月中旬から4月は水温が急激に変化する層の上をゆっくりと引いてあげるのが有効です。

4月から5月のゴールデンウィーク頃までのスポーニングシーズンでは、プリあるいはアフターの魚を探して行くのなら有効です。

そしてそこから7月中旬までは、アフターやそこから回復した魚があちらこちらに泳ぎ回っているので、スピナーベイトの能力が発揮されるタイミングです。

ただし7月末からお盆ぐらいまでの時期は、最高水温になりシェードでは流れをヒントにバスの居場所が絞れるので、スピナーベイトの出番はありません。

そして8月の末から10月頃にかけては、バスが広範囲に散っていくので、スピナーベイトの強みが再び生きてきます。

どこでも投げるを意識するならレンジを

スピナーベイト投げる場所はあらゆる場所です。

ラバージグのようにフォールで使ったり、ヒシモの上をズル引きするのも極端な話オッケーです。

それでも釣れてしまう万能ルアーこそがスピナーベイトです。

水面直下をガーグリングで狙い、ボトムを舐めるようにスローロールでせめて、ルアーが見えるか見えないかの水深、つまり中層を巻く。

レンジを意識していろんな場所に投げて魚を見つけていきましょう。

風が吹いたらスピナーベイトとよく言われますが、あまり意識しなくていいと思います。

確かに急な濁りなどの環境変化には強いですが、ドピーカンでも関係なく釣れます。

なんといってもスピナーベイトは万能です。

まずは3レンジ狙ってみましょう。

様々なレンジを引けるのもスピナーベイトの強みです水面直下ルアーが見えるギリギリ推進中層ボトムに当てながら そこを意識してバスの居場所を確かめましょう。

ワイヤーチューニング

チューニング細いワイヤーで 細いワイヤーでできているスピナーベイトはバスを釣るとワイヤーが曲がってしまうことがあります。

そんな時は正面から見てワイヤーが一直線上になるように調整しましょう。

また使っている最中に水中で回転してしまう場合はワイヤーが曲がっている可能性があります。

スピナーベイトのキャスト

ヘッドブレードとウェイトが分散しているスピナーベイトを投げた際に回転してしまい、距離が出なかったりワイヤーにラインが絡むことがあります。

それらを防ぐためのオススメなのが遠心力キャスト。

ぐるりと竿を回すようにして投げましょう。

ウェイトの表記はヘッドのみの重量

例えばさ3/8ozのモデルであれば、ワイヤー、ブレード、スカートの重さが加わったものが実際のウエイトです。

それでも、タックルを選ぶ際には表記上のウエイトを参考にしましょう。

最後にスピナーベイトで釣るためにはどうすればいいのか?

それはいつでも投げて巻けばいいんです。

そもそもバスってブレードとかラバースカートが好きな魚なんです。

それらを組み合わせたスピナーベイトが釣れないわけがありません。