釣れるおすすめビッグベイト11選

ビッグベイト

G.C.ハスフラット(一誠)

全長:180mm 自重:2ozクラス

見た目のリップの大きさからそれなりの引き抵抗を予想していたが、実施に引いてみるとマグナムクランクよりも軽めでした。

試しにレイダウンに当ててみると10投して10回ともキレイに乗り越えるカバー回避能力が高いビッグベイトです。

フロロ16LBを使いロッドティップを下げて構えて、20mほどの距離で1.2mほど潜行しました。

ビッグベイトは、ジャークしてもフックとラインが絡みやすいですが、そういった心配も感じることなく使えたのがよかったビッグベイトです。

全長:150mm 自重3ozクラス

ブリムスライド(エバーグリーン)

全長:180㎜ 自重:2ozクラス

フローティング使用のS字系かと思いきや、どちらかというとジャークや速巻きでバスにスイッチをいれやすそうな攻撃型のビッグベイトです。

デットスローでは水面から背びれを出すI字引きで泳ぎ、これはこれで釣れそうな動きを演出してくれます。

ビッグベイト専用ロッドを持っていなくてもヘビーパワーのロッドでも扱えるのもメリットの一つです。

ジョインテッドクロー178(ガンクラフト)

全長:178㎜ 自重:2ozクラス

S字系のパイオニアは今見ても釣れる気にしかならないビッグベイトです。

鼻先から水を流すようにしてボディをスライドさせるアクションは、バスが居れば高確率で興味を示し、近寄ってくる力を秘めています。

種類はシンキングとフローティングの2種類。

水温に合わせてウエイトチューニングもジョイクロを扱ううえでのたのしみでもあります。

バンダムBTスラプター(シマノ)

全長:182㎜ 自重:58g

奥田学さんが監修した変幻自在アクションを生むS字系。

ラインテンションをゆるめて操作すると、テーブルターンとまでいかずとも、左右に大きくスライドします。

ノーマル状態ではハイフロート。

ジャークするとダイブさせたあとのペンシルベイトのごとく水面から飛び出しました。

通常のS字では食わせきれなかったバスも速やかにスイッチが入りそうです。

ウエイトフォルダーに付属のネイルシンカーを挿入すればスローフローティングに早変わりします。

ただし、水温やラインサイズにもよります。

ダウズスイマー220F(ジャッカル)

全長:220㎜ 自重:3.6oz

正統派のナチュラルS字系です。

ラインを少しだけたるませながらリールを1/4回転で止め、また1/4巻くことを繰り返すだけで優雅に泳がせることができます。

220㎜と聞くとサイズ感から敬遠されそうですが、実際に操作するとあまりにも自然で、引いているだけで釣れる気にさせてくれます。

S字系にありがちなジャークによるフックとラインの絡みもほとんどないので、追尾からのリアクションジャークもおてのものです。

ニンジャトゥイッチングライダー(デュエル)

全長:180㎜ 自重:75g

センドウ兄弟の弟、ニンジャさんプロデュ―スしたセミフラットサイドのS字系です。

この手のルアーを使い慣れている人であれば、聞き分けのいい飼い犬のごと意のままにコントロールできます。

パシュパシュとロッドを下方にジャークすると、左右にくわえて水面方向へもクイックに浮上しました。

ブルーシューター160デプス

全長:160 mm 自重:フローティング3.5oz スローシンキング3.7oz

同シリーズで一般販売されているのが160のフローティングとスローシンキングです。

フローティングはリビングで50cm前後潜り止めると急浮上します。

この時に内蔵されたラベルがゴロンと絶妙な音を発生させ、水面でのポーズ時にバイトしてくることも珍しくありません。

ブルーシューターの血統を継ぐスローシンキングは、ノンラトルで突発的な雑魚や、 デッドスローリトリーブでのスライドが艶かしいです。

Iスライド185(メガバス)

全長:185 mm 自重:2ozクラス

メガバスらしい造形美に見とれながら投げてみてさらに惚れ直してしまいました。

メーカー表記ではスローシンキングとありますが、水温が低かったためかほぼサスペンドないしはスローフローティング状態でした。

つまり限りなくサスペンドに近い設定なのです。

ラインスラッグのコントロールでスライド幅が調整しやすいためペンシルベイトのように左を強くと右を弱くといった具合に、軌道修正までできるビッグベイトです。

強くチャークするとテーブルターンも見せるあたりもペンシルベイトっぽかったです。

レアリス鬼鱒(デュオ)

全長:188㎜ 自重:77.5g

ボディが薄いせいか大きさの割に重さはほどほどでとても投げやすいビッグベイトです。

フォールスピードは速めで、例えるなら高比重ワームノーシンカーに匹敵するような感じです。

おそらく頭下がりのため沈下速度が速いのではないかと思います。

同サイズの標準的なS字系がフルキャストで水深1.5mを泳いでくるとすれば、鬼鱒は2.5~3mレンジをトレースできそうな感覚でした。

スライド幅はボディ長2.5倍、目測で50~60㎝といったところです。

リアルアユ178 F (ラッキークラフト)

全長:178㎜ 自重:58g

カテゴリーはS字系になりますが、スライド幅が狭くイメージ的にはリップレスミノーに近いです。

その証拠に連続的にトゥイッチするとジャークベイトのごとく左右にステップを刻みました。

面白かったのはフロロ16ポンドで10mほど投げるとスローシンキング、5mでジャストサスペンド、3mでフローティングと言ったように絶妙なバランスセッティングであることです。

もちろん水温や使用するラインによって変わるとは思いますが、ウエイトチューンで多彩な使い方ができそうです。

2000円前後と安価なのも嬉しいですね。

ダヴィンチ190(エレメンツ)

全長:190㎜ 自重:56g

釣り道具というよりはむしろアート作品のような容姿をしています。

と思うのはあながち間違いではなく、グッドデザイン賞も受賞しているのです。

その造形美だけでなく機能面もすごいです。

斬新な斜めのジョイントは、一般的なジョイントベイトよりも水を動かすようなイメージで、口部のアイに結んだ時はこれまでに見たことのないリップレスジョイントミノーになります。

巻き抵抗は70mm クラスのシャロークランクくらいです。

一方で背中のアイを使用するとその位置から想像できるとおり、泳ぐレンジが深くなり引き抵抗もマグナムクランク並みになります。