ジャッカルのデラク―で数釣りする方法
おかっぱりで重宝しているルアーがジャッカルから販売されているデラク―です。
発売から月日は経っていますが、今一度、出しどころ、チューンなどを紹介したいと思います。
ベースとなる使い方
時期によって使い方は変わってきますが、基本的な使い方はただ巻きです。
ただ巻きで気を付けなければならないことは、ルアーを通すレンジです。
ロッドを立てて速巻きすれば上の層を引くことができ、ロッドを水平でノーマルの速度なら中層を引くことができます。
ロッドを下げてゆっくり引けば、ボトム付近やボトムにコンタクトさせながらを引くことができます。
どの層を泳がすのかイメージしながら巻くことが重要です。
基本的な使い方は技量問わず、ただ巻きなので初心者にもおすすめのルアーです。
手元にブルブル感を感じながら巻きましょう。
デラク―のいいところはブレードパワー。
購入した状態より、ブレードが激しく動くものにしてしまうとボディが傾いてしまうので、ブレードは交換しないほうがいいです。
低水温期12~2月の使い方
低水温気はボトムにバスが集まるので、リフト&フォールやボトムに当てながらのただ巻きがおすすめです。
メタルバイブのような使い方です。
高水温期
水温が高い時期は、バスがつきそうなものに対してカーブフォールでの使用がおすすめです。
目標物の奥に投げてそのままロッドを建てた状態にしておけば、勝手にカーブフォールします。
ストラクチャーにバスがついているとき特に有効なアプローチ方法です。
ブレードのカラー
カラーローテーションはブレードを優先します。
ゴールドブレード…濁り優先
シルバーブレード…ステイン~クリア優先
ガンメタブレード…天気がよく光量が強いとき優先
ボディのカラーは特殊な条件を除けば、大差はつきにくいです。
ですので、ボディカラーはお好みでもいいし、表層付近を巻きたいなら視認性がいいカラー、ベイトに合わせるなど自分基準でOKです。
デラク―を出す時期
デラク―を使用する時期は、基本的に年中OKです。
ですが、7月・8月の真夏の時期はバスがカバーに入りやすいので出番は少なくなります。
デラク―を飛ばす時期、飛ばさない時期
デラク―は鉛のボディでできており、遠投しやすいルアーです。
広範囲に魚が散る時期や深いところまで届かせたい時期である9月~3月は飛距離優先。
4月~6月の適水温期は、飛距離よりもコース取りも重視する季節なので、ピッチングやショートキャストで自分に近い場所にあるモノの際や上をきっちり通すことを最優先します。
デラクーの注意したいだしどころ
デラクーは小粒な食わせルアーですのでブレードが回るといってもアピール力は低いです。
濁りがきついときやフィールドが広い場合のサーチベイトとしては、他のルアーを使用したほうがいいでしょう。
魚の居場所を絞り込んだ時、場所のキャパが狭い時、先発ルアーのフォローを入れたいときに適しています
条件がはまった時のポテンシャルは「ワームがいらない」とさえ感じるくらい釣れる時があります。
ただし、釣れるバスのサイズは選びにくいです。
ですが、デカバスでも小さいルアーにしか反応しないときもあります。
小さいのも大きいのも釣れるルアーです。
時期によってアプローチの仕方を変えればサイズもしっかり狙えるでしょう。
根掛かりを減少させるチューン法
冬の時期、リフト&フォールやボトムに当てながらのただ巻きすると根掛かりが多くなります。
そんなときは、背針チューンがおすすめです。
お腹についたフックとリングごと背中に移植します。
マルチ―プライヤー1本でできるチューンなので、フィールドでも簡単に行えます。
ただし、ノーマルよりも若干バレやすいので、バスを掛けたら一気に抜き上げることをおすすめします。
ウエイトの選び方
おかっぱりで使用するとき
1m前後…1/4oz
2m前後…3/8oz
3m前後…1/2oz
を目安に使用しています。
ライン
ベイトで使用する場合、12~16ポンドで使用することをおすすめします。
ベストは14ポンド。
なぜ、小粒なルアーなのに太いラインを使用するのか?
太いラインを使用していれば根掛かりしてもゆっくりロッドを一直線にして引っ張るとラインが切れる前にフックが伸びて回収できる可能性が高いからです。
ただし、純正フック使用の場合です。
リフト&フォールで使用する時期は、スピニングタックルでPE0.8号にリーダーフロロ12ポンドがおすすめです。