バラム300の基本:釣れる使い方はコレ
なぜをバラム300は際を引くのか?
岸際や岩場の際を通す理由は、追い詰められて逃げ場がない魚を演出するためです。
「こいつなら食えそう」とバスに思わせるためです。
際から離れると「あの小魚には逃げられそう、超えない」と思われてバスがルアーに反応しなくなります。
ルアーが岩場や橋脚にガチャガチャ当たるくらいタイトなコースで引くのが理想です。
なぜバラム300は高速リトリーブ?
バラム300をゆっくり行くと偽物とバスに見破られてしまうからです。
バラム300の巻スピードは高速が基本。
リールはハイギア(アンタレスDC7.8)。
リールのハンドル20回転だったら5秒。
バラムが1秒で約3.6m、5秒で18m進む計算です。
これが標準的なスピードで、さらに超高速で巻くことも有効です。
「ついて来られるならついて来い」いいという感覚で引いてみてください。
そして超高速で引けるように設計されたのが、バラム300です。
ロールしない安定した姿勢で水面直下を高速で泳がせることができます。
バスから見たら、余裕で泳いでる魚に本気で加速させるというのが厳しいと感じると思います。
逆に高速で泳ぐベイトフィッシュは、「必死に泳いでいるけどこんなもんか、こいつら食える」とバスは思うはずです。
バラムが必死に泳いでいるように見えていると思います。
しかし人間がうまくスピードだからパスは追いつけます。
人間が超高速でリトリーブしてもバスの方が早いですから。
アユやアマゴは必死に逃げたら、更に早いです。
バラム300はこいつの全速力はこんなもんか 食えるぞ突発に思わせるルアーです。
バラム300のキャスト
一投ごとに着水点、引くコース、食わせどころを考えて、ボートの操船やラインメンディングをするアプローチが求められます。
なぜ?釣りたいスポットより遠くに着水させるのかというと、バスは空の上空の鳥を本能的に警戒しているからです。
そんな時にビッグベイトで釣りたい場所、バスがいそうな場所の真上に着水させるのはプレッシャーになるだけです。
釣りたい場所から離れた位置にキャストして、通過するF1のエンジン音のように遠くから近づいてきて、目の前を高速で通過して去っていくのが理想です。
風で水面が波立った時がつりやすいです。
なぜなら飛んでいくルアーが自ら見えてないからです。
鳥から水中が見えないこともバスを安心させる要素です。
バスは鳥がめちゃめちゃこわいからです。
エイトトラップの基本
バスがバラム300を追ってボート近くに来た時は、高速リトリーブからすぐに8トラップを始めます。
竿先のたらしは約30cm前後。
タラシが短すぎる場合は、親指でスプールを押さえながらリールのクラッチを切って長くします。
8トラップをやるときは、竿先を水に入れます。
水面に8の字を書くと、竿先が水を切って気泡が出て小魚に見えると思うのでしょう。
その小魚をバラム300が追っている演出ができます。。
バスが一回でも顔をルアーに向けたら、高確率が高くなります。
無反応なバスもいるけど、8トラップをやるかやらないかで、釣果は違ってきます。
8トラップのやめどき
反応がない場合は、どのタイミングで8トラップのやめたらいいのかと言うと、バスがルアーに向けて首を振らなくなったらやめ時です。
首を振らなくなっても8トラップを続けると、首を振りし始めることもあります。
それでも食ってこなければやめどきです。
8トラップのバイトとアワセ
8トラップ中食ってきた場合、多くの人はボート近くでタラシが30cmでのバイトは未体験ゾーンだと思います。
竿先からタラシが30cmでは魚を取り込めません。
ではどうすればいいのか?
8トラップ中に食ったら、重みが乗って針がかかります。
フッキングした直後に親指でスプールを押さえつつ、リールのクラッチを切って取り込みが出来るくらいラインを出します。
そればっかりは経験なので、8トラップも取り込みも、何回もやってなれましょう。
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